ICTに関する各種調査

今後のICT社会で役立つ事業や制度を作るには、ICTの技術や利用ニーズ、それらの将来像を把握することが不可欠です。しかし、ICTは変化のスピードが速く、将来を予測することはもとより、現在のニーズを正しく知ることも決して簡単ではありません。

ICTに関する現状や将来動向を把握するには、単純なアンケートによるマーケティング調査だけでは不十分です。私たちは、これまで20年以上にわたり、総務省等からの委託調査で、様々な情報通信メディアやその利用者・視聴者の動向調査を手掛けてきました。そこで培った技術やノウハウを活かし、ICTやその利用者の動向を構造的に把握する調査と、その結果を活かした確度の高い将来予測をご提供します。

ICTの利用者動向調査(アンケート調査/インタビュー調査)

アンケート調査においては、私たちは、設問設計を特に重視します。各種ICT利用者・未利用者の意識や利用動向を的確にとらえるだけでなく、どのようなデータ分析を行うかを念頭に、設問や選択肢の言葉づかい等まで詳細に検討し、真に有益な調査を実施します。

アンケート調査では把握できない詳細な実態は、グループインタビューや個別インタビューで情報を収集します。インタビュー調査とアンケート調査を組み合わせることによって、事業検討等に役立つ構造的かつ詳細な情報を得ることができます。

 

エスノグラフィ調査

エスノグラフィ調査は、生活者の意識・生活行動・サービス利用行動などを詳細に観察・調査することにより、アンケートやインタビューでは把握しにくい「隠れたニーズ」や「意識されていない課題」等を抽出するものです。さらに、観察によって得られた情報を独自の手法で分析し、新規事業のコンセプトや要件、既存事業の具体的改善点等を提言します。
独自手法による調査(サーチロボット調査)
ウェブページ間のリンクを辿って、ネット上の情報を自動的に収集する「サーチロボット」を駆使し、リアルタイムの実態把握が難しかったインターネットの様々な動向や実態を調査します。

ICTの動向、利用者動向等に関する調査の担当実績例

  • 国内のウェブコンテンツ総量の計量調査
  • 国内のブログ記事の総量と動態に関する調査
  • 新世代情報通信技術が生み出す市場規模と経済効果に関する調査
  • シニア層の携帯電話利用の実態に関する調査
  • 障害者のインターネット利用状況に関する調査