1.一太郎でのバックスペースキー操作問題への対応
一太郎使用中に、Peteのソフトキーボードから「BS」キーを選択すると、バックスペースキーが押しっぱなしなった状態になり、文字カーソル以前の全ての文字を削除してしまう不具合が発生していたのを修正した。
原因はバックスペースキーのキーが押されたことのみ一太郎に通知し、キーを放したことを通知していなかったため発生していた。(WordやExcelでは発生していなかった。)
[ ここから本文 ]
1.一太郎でのバックスペースキー操作問題への対応
一太郎使用中に、Peteのソフトキーボードから「BS」キーを選択すると、バックスペースキーが押しっぱなしなった状態になり、文字カーソル以前の全ての文字を削除してしまう不具合が発生していたのを修正した。
原因はバックスペースキーのキーが押されたことのみ一太郎に通知し、キーを放したことを通知していなかったため発生していた。(WordやExcelでは発生していなかった。)
1.ハードキーボード入力への対応
ソフトキーボードからの入力だけでなく、ハードキーボード(パソコンに接続されているキーボード)からも文字入力できるようにした。この機能は、マウススティックやキーガードを使ってハードキーボード操作している障碍者を想定して追加したもので、「SHIFT」キーを押しながら(大文字を入力するとき等)の操作ができなくても全てのひらがな・英数字・記号が入力できるように考慮してある。
環境設定及びハードキーボードからの操作時の特別なキーの使い方は「Peteでのハードキーボード入力の使い方.txt」を参照。
2.手動スキャンへの対応
ハードキーボード入力のオプションとして、手動スキャン入力ができるようにした。Peteのソフトキーボードを選択するには、今までのバージョンでは1SWでオートスキャンかマウスでポインティングするしかなかったが、今回手動スキャンができるようにした。手動スキャンでは3つまたは4つのSWを使って、自分のペースでスキャンできるようにした。
3.ATOKとの連携
Peteは今までIMEとの連携のみでATOKとは連携できていなかったが、連携ができるようにした。ATOK11〜15まで動作確認をした。
連携できなかった原因は、「読み」とその文字長をFEPに渡すときに、CompositionとReadingという2つの方法があり、今まではReading(ImmSetCompositionString関数の第5、第6引数)で渡していたがATOKではエラーが発生していた。Composition(ImmSetCompositionString関数の第3、第4引数)で渡すようにしたところ、候補が呼び出せるようになった。
4.「お試し版」機能の追加
最新版を使ってPeteのお試しができるように、お試し期間(2週間)の計測とお試しための機能制限を解除する機能を追加した。(既に利用者登録してご利用いただいている方には関係ない機能です。)