Pete(ピート)をオートスキャンでご利用になる場合、ここで推奨した方法以外にも、1スイッチ入力を実現する方法はいくつかあります。それらを事例として示しますので、ご参考にして下さい。
事例1:ハードキーボードを直接利用する
ハードキーボード上のいずれかのキーをスキャン確定キーとして使用する。例えば、無変換キーをPeteのスキャン確定のキーとして定義して、鉛筆か何か棒状のもので無変換キーだけを押せるようにして使用する。
事例2:ハードキーボードを間接利用する
ハードキーボードで余り使わないキー例えばF12キーのキャップを外して、そこから直接スイッチに接続し、スイッチを押したらF12が入力される仕組みにする。Pete側でもF12を確定キーとして設定する。
事例3:マウスの左ボタンを利用する その1
PeteのSetting.txtを修正してマウスの左ボタンをハードキーボード上のいずれかのキーに割り当て、マウスの左ボタンだけを押せるようにして使用する。
但し、この方法ですと、マウスとしての機能を完全にはPeteがコントロールできないため、ウィンドウズのメニュー操作等の一部操作が正常に動作しないという不具合があります。
事例4:マウスの左ボタンを利用する その2
マウス本体のどこかに(多くのマウスでは後ろ側に)1スイッチのピンジャックを差し込めて、左クリックを接続したスイッチに代行させることができる特殊なマウスが販売されています。このマウスを使えば事例3と同じことができます。更には普通のマウスを分解して直接スイッチを左クリックのところに接続しても同じことができます。
但し、この方法も事例3同様、メニュー操作等が正常に動作しません。
スイッチを接続できる特殊なマウスの入手方法ですが、例えばパシフィックサプライ(株)では受注販売をおこなっているということです。詳しくは直接お問い合わせください。