想定する見守り活動の形
「いるかメール」は、町内会や地域住民の有志グループが、近隣に住む一人暮らし等の高齢者の見守りを行うことを想定しています。
- 一人の高齢者を2、3人の地域住民が見守り担当者となって、チームで見守りを行います。
- 見守り担当者は、定期的に対象者の様子を確認して、見守りの結果(異変のあり・なし)を対象者のご家族や他の見守りチームメンバーに報告します。
<ここで「いるかメール」が役立ちます>
- 重大な異変が疑われる時は、あらかじめ決めた緊急連絡先に連絡します。
いるかメールのしくみ
「いるかメール」は、見守り担当者が報告アプリから送った見守り情報や、対象の高齢者がお持ちの見守り端末から送られる見守り情報を、あらかじめ登録した関係者(ご家族、地域の専門職、他の見守り担当者など)にメールでお知らせするシステムです。
- 見守りを行うご近所さん:
・3ステップのかんたん操作で、いるかメールアプリから見守り報告ができます。
・訪問声掛けした時、街中で見かけた時など、さまざまな場面での見守り報告ができます。
・報告の都度「いるかポイント」が貯まります(開発中)。
- 見守り対象者の方:
・対象者用アプリ「いるかダイアリー」で毎日のセルフお元気報告ができます。
・報告に必要な操作は2つだけ。ご高齢の方でも操作できます。
・報告の都度、「いるかポイント」が貯まります。(開発中)
- ご家族や地域の関係者:
・いるかメールやいるかダイアリーから報告された内容は、ただちにご家族や地域の関係者宛にメールで届きます。
・メールの届け先は、見守り対象者ごとに複数設定することができます。
・スマホだけでなく、ガラケーやPCでも受信することができます。
- 町会長さんや民生委員さん、自治体担当者など:
・地域のまとめ役の方は、「いるかメールサイト」にログインすると、地域の見守り対象者全員の見守り情報を確認できます。
・一覧画面で、全体の状況を簡単に把握することができます。
また、「いるかメール」は、見守り対象の方の状態・状況に合わせて、さまざまな見守り方法に対応できるようになっています。
- 声かけ見守り:見守り対象者に会った時に声をかけて、変わりがないか確認します。この時、対象者の方からQRコードのついたカード(いるかカード)を提示してもらい、見守り担当者のスマホに入れた報告アプリで読み取って見守り報告をします。
- そっと見守り:見守ってほしいけれど都度会って話をするのは嫌、という人の場合は、外で見かけた時の様子やご自宅の様子を見守り担当者がそっと確認して、報告アプリから見守り報告をします。
- ICT見守り:対象の方が見守り機能のついたスマホや端末をお持ちの場合は、それらの見守り機器が発信する見守り情報を「いるかメール」のシステムが受け取って、ご家族や見守り担当者に配信します。対象者がスマートフォンをお持ちであれば、専用アプリ「いるか日誌(ダイアリー)」を使って、対象者ご本人から「お元気報告」を送っていただくこともできます。